聞きましょう
電話をかけるとき、日本語では、まずはじめに「もしもし」と言いますね。どうして「もしもし」というのでしょうか。もともとは、電話の相手に「これから何か言いますよ」という意味で「申します、申します」と言っていました。それが、長くて言いにくいので、だんだん短くなって「もしもし」になったと言われています。
ところで、日本で電話が使われるようになったのは、100年以上前の明治23年です。はじめの頃は、電話をかける人は、「もしもし」ではなく、まず「おいおい」と相手に声をかけてから、話を始めたということです。
問題I – 1「もしもし」というのは、どんな意味ですか。a b c から1つ選んでください。
a.これから何か言いますよ。
b.これから何か頼みますよ。
c.これからあなたに質問しますよ。
問題I – 2 話の内容と合っているものに〇、違っているものに✗をつけてください。
a.「もしもし」は「申します、申します」が短くなったものです。
b.「申します」は「これから名前を言いますよ」という意味です。
c.日本で電話が使われるようになったのは、80年前です。
d.はじめの頃は電話をかけるとき、「おいおい」と声をかけました。